誰もがコントリビュート

ダイバーシティ、インクルージョン、ビロンギング(DIB)

At GitLab, we believe the future of software belongs to everyone. Our mission to help customers enable software faster isn't just about code—it's about people. The most innovative solutions emerge when diverse perspectives unite with equal opportunity to contribute.
ダイバーシティ、インクルージョン、ビロンギング(DIB)

ミッション

誰もが居場所を感じられる場を作り、誰もがコントリビュートできるプログラムを提供します。

ビジョン

インクルージョンが活発に行われ、誰もが居場所を感じ、みんなで共に未来を創造するためにコントリビュートできるグローバルカルチャーを築きます。
  • 従業員を支援する
  • コミュニティを活発化する
  • すべての取り組みにインクルージョンの概念を取り入れる

「誰もが」とはすべての人を意味します

数字で見る

当社では、お客様やGitLabコミュニティだけでなく、職場づくりにもDIBの概念を反映させるべく取り組んでいます。毎年着実に前進するためには、「行動」と「説明責任」が鍵となります。そのために、すべてのチームメンバーが帰属意識を持てるようなインクルージョンに配慮した取り組みを通じて、社会的に過小評価されているジェンダーや民族グループの採用およびキャリア形成の機会の拡大に注力しています。これらは、各拠点における反差別の原則に沿ったものです。*

*データ収集に制限があるため、ここに記載されているのは当社におけるすべてのマイノリティグループ(障害のある方、LGBTQIA+に該当する方、情報の開示を希望しない方など)を網羅したものではありません。

ジェンダー(全世界)

性自認(全世界)

0%

男性

0%

女性

0%

ノンバイナリー

0%

回答を希望しない

民族(全世界)

3.2%

複数の人種

49.7%

白人

15.7%

アジア系

5.6%

ヒスパニック

3.1%

黒人

0.3%

ハワイ先住民/その他の太平洋諸島系

21.3%

未特定

地域

44.9%

米国

7.7%

カナダ

31.5%

ヨーロッパ、中東、アフリカ

14.8%

日本およびアジア太平洋地域

1.1%

中南米(LATAM)

出典:GitLabピープルアナリティクスチーム。

2025年1月31日時点。

従業員を支援する

従業員の成長機会や経験の拡充

当社の人材育成チームは「Learning & Development(学習と開発)」とも呼ばれており、チームメンバーのパフォーマンス向上、能力アップ、スキル開発を通じて、GitLabのチームメンバーを業界屈指の人材に育成することを目指しています。当社は、リモート学習と能力開発のトップ組織として認識されること、また、誰もが好奇心の文化に貢献できる未来を創造することを目指しています。

スキル別の学習機会の提供、キャリアモビリティを高めるためのリソースの共有、最適な学習プロセスの構築に注力しています。

リモート環境に対応した能力開発の機会をすべての人にお届けするために、次のような学習機会への非同期アクセスを提供しています。

チームメンバーの育成

DIBでは、プログラミング全体を通じてチームメンバーの育成とインクルージョンを常に考慮しています。これを戦略目標に追加し、文化的行事をどう祝うか、エンゲージメント調査データにどのように対応するかを検討します。

TMRGには、20回のキャリア開発セッションという野心的な目標を設定し、TMRG全体で30以上のセッションを実施してこの目標を達成しました。Genteは、GitLab Unfiltered Youtube Channelで13のセッションを実施し、971人以上が参加しました。

Team Member Resource Group(TMRG)

GitLabのTeam Member Resource Group(TMRG)が、すべての人が活躍できるサポート体制の整った環境を育むことで、インクルーシブな職場づくりを推進し、従業員を支援している様子を動画でご覧ください。TMRGは、特定の属性に該当する方だけでなく、すべてのチームメンバーを対象としています。

詳細はこちら

Team Member Advocacy Group(TMAG)

TMAGは、共通の関心を持つメンバーが集まり、特定のニーズに対して、教育、行動、イネーブルメント(成長支援)を通じてコミュニティのために変化を促すことを目的としたグループです。TMAGはすべてのチームメンバーを対象としています。2025年度には、新たにメンタルヘルス啓発TMAGを追加しました。これは、さまざまなTMRGコミュニティと協力して、チームメンバーのメンタルヘルスに関する理解を深めることを目的としています。

フィードバックから成果へ

TMRGとTMAGは、チームメンバーのフィードバックをGitLabに提供するための貴重なチャネルとしての役割も果たします。2025年度には、TMRGのフィードバックに基づいて、チームメンバーが利用できる新しい福利厚生を追加しました。これには次のものが含まれます。

  • インクルーシブな医療:特定の医療機関を通じて、世界トランスジェンダー医療専門家協会(WPATH)に準拠した補償を提供するなど、医療給付の側面をよりインクルーシブにするための改善を推進。

  • 家族サポート:Vivviを通じて、バックアップケアとチューター制度を提供。

エンゲージメント調査と調査結果

当社では、チームが最高の仕事をするための信頼とつながりを構築するためには、文化とエンゲージメントが不可欠であると考えています。完全にリモートで働くチームであるGitLabは、常に対面で集まることができなくても、強固な企業文化と協働の雰囲気づくりを育む取り組みを継続しています。
0%

回答:

「同僚との交流はとても楽しい」

0%

回答:

「他のチームメンバーに助けを求めやすい」

0%

回答:

文化の好ましさの要因としての心理的安全性

リーダーシップの行動力

GitLabでは、教育、メンター制度、支援、アドボカシー(擁護)にいたるまで、リーダーを育成し、チームメンバー向けのリソースを提供し、リーダーには説明責任を持たせています。これにより、チームメンバーが日々身近にあるコミュニティを最大限に活用できるようにしています。

リーダーシップDIBカウンシルの一員として活動できることをたいへん光栄に思っています。チーム内の多様性を重視することは、私たちの視野を広げるだけでなく、世界中のお客様の多様なニーズをより深く理解し、的確に応える力にもつながると感じています。自分のキャリアについて考えるとき、私はこうした影響を与えられる存在でありたいと感じます」

Sherrod Patching profile

Sherrod Patching

GitLabカスタマーサクセス部門長兼リーダーシップDIBカウンシルメンバー

リーダー育成

当社のリーダーシップ研修およびチームメンバーの体験においては、DIBの概念が考慮され、一貫して反映されています。当社のリーダーシップ研修は、DIBの概念が考慮され、それが一貫して反映された職場環境をチームメンバーに提供することを目指しています。

当社は、世界中に分散したオールリモートのチームを率い、ビジネスの拡大を支えるためのスキルを、リーダーに身につけてもらうことに全力で取り組んでいます。現在および将来のリーダーに、レベルに合わせたリソースとプログラムを提供しています。

当社のマネージャーおよびリーダーシップ向けのコースには、以下が含まれます。

これらのプログラムの詳細については、Elevateプログラムを参照してください。

Elevate

コミュニティを活発化する

コミュニティとのパートナーシップは、GitLabが社外コミュニティと関わりを深めるうえで非常に有効な手段です。チームメンバーにキャリア開発やネットワーキングの機会を提供すると同時に、組織にDIBをさらに取り入れることにもつながります。パートナーシップは、業界標準に照らしてインクルーシブな慣行を測定する方法でもあり、成功を達成するための説明責任パートナーとして機能します。

コミュニティミートアップでプレゼンテーションを行うGitLabのチームメンバー「Black Tech Fest 2023」のパネルに参加したGitLabチームメンバー
「2023 Grace Hopper Celebration」に参加したGitLabチームメンバー

外部エンゲージメント

当社は、学習の機会を創出し、新たな視点を注入するDIBアプローチに沿ったグローバルイベントを後援しています。2025年度には、Women of Silicon Roundabout、Black Techfestに参加し、Coding Black FemalesおよびCHAOSSと共にオープンソースへのコントリビュートに関するイベントを開催しました。また、LGBTQIA+の教育機会を提供するOut in Techと提携し、パートナーシップコミュニティを含む採用戦略を強化しました。

外部エンゲージメントの詳細について

善い行い(Do Good)

年間を通じて、DIBチームとサステナビリティチームは連携し、当社がサービスを提供するコミュニティへの貢献に取り組んでいます。具体的には、チームメンバーへのボランティア機会の提供、TMRGとの連携による関連非営利団体への資金提供、そして非営利団体向けGitLabプログラムを通じたDIB関連の非営利団体への現物寄付などを行っています。たとえば、2025年度には子どもたちにSTEMの世界を知ってもらうことを目的としたNuevo Foundationとそのミッションを支援しました。

Nuevo Foundationへのご寛大なご寄付に感謝申し上げます。皆さんのご支援により、今年の10月と11月に開催されるヒスパニック文化遺産月間のコーディングイベントを開催することができます。多様性に富んだ次世代のテクノロジーリーダーを育成するために、ご支援いただき、心より感謝申し上げます。

Beatriz Mendez-Gandica氏 profile

Beatriz Mendez-Gandica氏

Nuevo Foundation、CEO兼創業者

Black@GitLab

このTeam Member Resource Group(TMRG)は、黒人(Black)のチームメンバーの個人の成長およびキャリア開発を支援することに注力しており、dev/color(黒人のソフトウェアエンジニア、技能技術者、経営陣のためのグローバルなキャリア支援グループ)に寄付を行いました。

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GitLab Women

このTMRGは、GitLabで働く女性がスキルとリーダーシップの可能性を高められるよう支援しています。また、テクノロジー分野で活躍する女性の支援に注力する、全米規模の団体「Women Who Code」に対して寄付も行いました。

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Gente(ヘンテ)

このTMRGは、ラテンアメリカの文化を称え、そうした文化的背景を持つメンバーがGitLabの戦略目標に果たしている貢献への認知度を高められる、安全な場を提供しています。また、子どもたちにSTEM(科学・技術・工学・数学)分野に触れる機会を提供している団体「Nuevo Foundation」に対して寄付も行いました。

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GitLab Foundation

GitLabは、GitLab Foundationを通じて、当社の価値観に沿ったミッションを掲げる慈善団体の支援に取り組んでいます。この取り組みでは、100万人以上の人々がより良い生活を手に入れられる世界を実現することをビジョンに掲げています。

当社は、すべての人がコントリビュートできると信じているからこそ、GitLab Foundationを通じて、教育やトレーニング、機会の提供、そして世界規模での制度改革を通じて、人々が生涯収入を高められるよう支援しています。100倍のリターンを生み出すような取り組みや、人々の生活を収入の増加によって改善することのできるような活動に資金を提供しています。常に最新情報を把握すること、助成金受取団体と共にボランティア活動に励むことを通じて、誰もが人々の暮らしの向上に貢献できるのです」

Ellie Bertani profile

Ellie Bertani

GitLab Foundation、CEO兼代表

GitLab Foundationの詳細について

インクルージョン・バイ・デザイン

GitLabは、誰もが活躍し、貢献できる環境作りにコミットしています。私たちは、障害は個々の状態や違いによって定義されるのではなく、社会が生み出す障壁によって定義されることを認識しています。当社は、ARISEフレームワークを通じて、グローバルかつリモートファーストの組織として、障害、ニューロダイバーシティ、アクセシビリティへの取り組み方を変革しています。

当社の「2025年度障害、ニューロダイバーシティ、アクセシビリティ(DNA)インテグレーションプログラム」は、製品設計からチームメンバーの体験まで、GitLabのあらゆる側面にインクルージョンを組み込み、すべての人に利益をもたらす持続可能でスケーラブルな変化を生み出しています。

ARISEフレームワークの実践

当社は、次の5つの主要な柱を通じて、組織全体でインクルーシブな慣行を構築しています。

社内のワークフローから製品開発まで、GitLabのあらゆる側面にアクセシビリティを組み込むことで障壁を取り除き、誰もが効果的に貢献できる環境を築いています。

組織全体のインクルージョン

当社は、インクルーシブデザインの原則、デジタルアクセシビリティトレーニング、ウェビナー、およびワークショップを通じて、理解、共感、そしてアライシップを育みます。このアプローチにより、プロダクトチームとエンジニアリングチームは、アクセシビリティを前提とした体験を生み出すために必要なスキルを習得できます。詳細については、責任ある製品開発を参照してください。

すべての人に情報を提供する

当社の学習コンテンツアクセシビリティガイドラインは、誰もが情報を利用できるようにすることを目的としています。これらのガイドラインを適用することで、誰もが必要な知識にアクセスできる、より平等な利用体験を創出しています。