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DevOpsは初めてですか?DevOpsプラットフォームが必要となる理由


DevOpsプラットフォームは、プロセス(およびチーム)全体を1か所にまとめます。DevOps初心者が知っておくべきこと。

DevOpsに取り組み、それに伴うすべてのソフトウェア開発およびデプロのメリットを得たら、次のステップは、単一のエンドツーエンドのDevOpsプラットフォームを採用することのメリットを理解することです。

DevOpsは非常に役に立ちますが、単一のアプリケーションとしてデプロイされたDevOpsプラットフォームを使用することで、それらの利点をさらにレベルアップでき、チームはより少ないトラブルでより多くの価値を組織にもたらすことができます。ソフトウェアの計画、開発、テスト、保護、および運用といったすべての作業を単一のアプリケーションに統合させるプラットフォームは、チームがより迅速に、そして効率的かつ安全にソフトウェアを提供できるようにしてくれます。そして、それはビジネスの競争力を高め、より俊敏にします。

完全なDevOpsプラットフォームは、組織がアイデアを機能的で価値のある安全なソフトウェアに変えるのに必要なものをすべて提供します。複数のツールとUXがもたらすような、時間とコストのかかる頭痛の種はありません。単一のエンドツーエンドプラットフォームは、チームが行うすべての作業の下に1つのデータストアを提供し、使用しているインターフェースに関係なく、デベロッパーの生産性、ワークフロー効率、DevOpsの実践の導入に関するインサイトをすぐに、かつ容易に示します。

DevOpsチームに新しいソフトウェアやより良いソフトウェアのアイデアがある場合、プラットフォームを持つことで、それをより簡単かつ迅速にユーザーの手に届けることができます。

エンドツーエンドのDevOpsプラットフォームを使用することには多くの利点がありますが、ここでは2つの主要な利点、すなわち可視性と実行可能性に焦点を当てます。

可視性とコンテキストを得る

DevOpsプラットフォームは、組織内で何が起こっているのか、そしてそれらのイベントのコンテキストを表示して理解できるため、ユーザーに可視性を提供します。シンプルなレポートやダッシュボードよりもはるかに深いインサイトを持つことで、ユーザーは自分や他の人がプロジェクトのどこにいるのか、そしてその影響をより深く理解できます。

行動を起こしやすくする

「実行可能性」とは、ユーザーが背景情報を理解した時点で、それを使って効率的かつ迅速に何かを実行できることを指します。ユーザーは新しい情報を確認・共有するための会話やミーティングを待つ必要がなくなるため、プロジェクトをより迅速に進めることができます。

ここでは、エンドツーエンドのプラットフォームで実現する可視性と実行可能性についてご紹介します。

エピックとイシューを含むプロジェクトの追跡

DevOpsプラットフォームでユーザーはエピックやイシューを使用してコミュニケーションを取り、作業を計画してコラボレーションできます。エピックとは、プロジェクト、アイデア、またはワークフローの概要です。イシューは、より大きな目標を達成するためにすべきことを整理してリストアップしたり、タスクや作業のステータスを追跡したり、コードの実装に取り組んだりするために使用されます。

たとえば、マネージャーが複数のプロジェクト、プログラム、もしくは製品の進捗状況の概要を知りたい場合は、エピックを確認することで、現在取り組んでいること、完了したこと、予定されていること、遅れていることなどの概要を把握できます。

ユーザーがエピックを呼び出すと、すでに達成された事項やまだ進行中の事項をすばやく確認できるほか、サブエピックと関連するイシューをさらに深く掘り下げて詳細情報を得ることができます。イシューは特定の目標の実施に関する詳細を提供するものです。該当するトピックに関するコラボレーションを追跡し、イニシアチブ内でチームメンバーが取り組んでいる部分を示します。そのほか、ユーザーは期限が守られているか、超過しているかを確認することもできます。イシューを使用すると、作業の再割り当て、更新の提供、コメントや提案の作成、細かい部分の作成や移動の確認などを行えます。

プロジェクトの追跡と検索にラベルを使用する

ラベルは分類タグであり、多くの場合、バグ、機能リクエスト、ドキュメントなどの説明的なタイトルが割り当てられているため、ひと目で内容を理解しやすくなります。これはユーザーが作業やアイデアを整理するのに役立ち、エピック、イシュー、マージリクエストで使用されます。これにより、ユーザーはプロジェクトに取り組んでいるチーム、作業の焦点、開発ライフサイクルにおける状況を一目で把握できます。作業の進行に合わせてラベルを追加および削除することで、追跡と検索を向上させることができます。

ダッシュボードで簡単にメトリクスを追跡

ダッシュボードは複数のツールの指標をまとめてレポートするツールで、プロジェクトのセキュリティイシュー、さまざまな環境の健全性、特定の部門やチームへのリクエストなどを一目で確認できます。DevOpsプラットフォームユーザーは、ライブダッシュボードを設定して、リアルタイムでトレンドを確認し、プロセスをマッピングして、レスポンスタイム、エラー、デプロイ速度を追跡できます。ダッシュボードを使用して、アラートのステータスと、アラートが特定のアプリケーションまたはビジネス全体にどのように影響しているかを確認することもできます。

バリューストリーム分析

カスタマイズを必要とせずに可視化するには、バリューストリームアナリティクスを使用できます。このインターフェースは自動的にデータを取り込み、計画、開発、デプロイ、モニタリングなど、チームがワークフローの各段階を完了するのにかかる時間をユーザーに示します。これにより、デベロッパーやプロダクトオーナー、その他ワークフローの効率に関する情報を必要とするすべての人が、デプロイ頻度などのハイレベルのメトリクスを確認できます。これは実行可能な情報であり、プロジェクトのどの部分に最も時間がかかっているか、何が進捗を妨げているかを示します。この情報に基づき、ユーザーはマイルストーンの移動や新しいユーザーへの作業の割り当てなどの変更を提案し、ワンクリックで変更を実行できます。

DevOpsプラットフォームを使用すると、チームは実行可能なエンドツーエンドの可視性を得ることができます。ユーザーが必要なコンテキストで必要な情報を見つけ、すぐに変更できるようにすることで、データは実行可能になります。単一のプラットフォームを使用することで、チームはプロジェクトをより迅速に進め、より迅速にイテレーションを行い、より多くの価値と企業の俊敏性を生み出すことができます。

DevOpsのメリット

DevOpsモードを採用すると、開発チームとオペレーションチームの障壁を破ってサイロ化がされなくなり、開発とアプリケーションのライフサイクル全体でより効率的な作業が可能になります。DevOpsがなければ組織にはハンドオフの摩擦が発生し、ソフトウェアリリースのデリバリーが遅延してビジネス成果に悪影響を及ぼします。

DevOpsモデルは、オペレーション効率の向上、デリバリーの加速、製品のイノベーションに対する組織へのソリューションです。DevOpsカルチャーを実装した組織は、コラボレーションの向上、流動的な応答性、およびサイクルタイムの短縮のメリットを体験できます。

メリット

コラボレーション

DevOpsモデルの採用により開発チームとオペレーションチームの間に整合性が生まれ、ハンドオフの摩擦が減り、全員が同じ目標や目的に向かって行動できます。

柔軟な対応

コレボレーションの強化は、リアルタイムのフィードバックと効率の向上につながります。変更や改善が迅速に行われ、無闇に行われる作業が排除されます。

サイクルタイムの短縮

効率の向上とチーム間での頻繁なコミュニケーションにより、サイクルタイムが短縮され、品質とセキュリティを維持しながら、新しいコードをより迅速にリリースできます。

まとめ

包括的なDevOpsソリューションを採用することで、開発プロセスを一元化し、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を強化できます。継続的なデプロイをサポートし、開発ワークフローを合理化するツールを統合することで、開発チームは高品質のソフトウェアをより効率的に提供することが可能になります。こうした強力なツールはソフトウェアの品質を向上させるだけでなく、本番環境へのスムーズな移行を保証します。

最終的には堅牢なDevOpsツールがDevOpsのワークフローを豊かにし、コラボレーションとイノベーションを促進します。このアプローチを採用することでコード開発を高速化し、あらゆる組織内で継続的な改善の基盤を固めることができます。

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