更新日:2026年8月27日

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Runnerフリートの運用から解放:GitLab Dedicatedでパイプラインをスケールする

GitLabがお客様のGitLab Dedicatedリージョン内で、ホストされるRunnerのプロビジョニング、パッチ適用、スケーリングを担います。Runnerの保守運用をプラットフォームチームの手から切り離せます。

多くの企業がGitLab Dedicatedを選ぶ理由は明快です。セキュアでコンプライアンス要件を満たす単一テナントのGitLabインスタンスを、GitLab自身が運用する。この一点に尽きます。一方で、エージェント型のワークフローがパイプラインの実行量を押し上げるなかで、完全なデータ分離とRunnerインフラの運用負荷が新たな課題として浮上してきました。そこで生まれるのが、「Runnerフリートを自社で保有し続ける意味は、まだあるのか」という問いです。

GitLab Dedicatedであれば、Runnerフリートのプロビジョニング、パッチ適用、構築、スケーリングを自社で担う必要はもうありません。重い作業はGitLab Dedicated用のホストされるRunnerが引き受け、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通じてシームレスな体験を届けます。チームが向き合うのは、プロダクトを届けることだけです。

GitLab Dedicated用のホストされるRunnerは、他のお客様から完全に分離されたRunnerフリートを提供します。ジョブレベルのセキュリティを確保するため、各ジョブは新規にプロビジョニングされた独立した仮想マシン(VM)上で実行され、ジョブの完了とともにそのVMは削除されます。急激に増減するCI需要やレジリエンシー要件にも耐えられるよう、スケーラブルで信頼性の高いRunnerフリートをご用意しました。Runnerの作成と管理は、GitLab Dedicatedの管理コンソールであるスイッチボードからセルフサービスで行えます。

Runnerを自社保有するトレードオフ:コストか、開発者体験か

パイプラインの負荷は読みきれないものです。これに備えてRunnerインフラを過剰にプロビジョニングしておけば、待機時間を短く保ち、デベロッパーに最良の体験を届けられます。ただし、その代償として膨らむのがインフラコストです。逆にプロビジョニングを絞ればコストは抑えられるものの、今度はデベロッパーがCIジョブの実行開始をひたすら待つ羽目になります。そしてこのバランスの微調整に、プラットフォームチームの時間が丸ごと吸い取られていく。よくある光景です。

制御を手放さずに、Runner運用をGitLabへ移す

GitLab Dedicated用のホストされるRunnerは、フルマネージドのCI実行SaaSです。高いパフォーマンスと信頼性を備えたRunnerインフラが、その土台を支えています。主なメリットは次のとおりです。

  • コンプライアンス対応: GitLab Dedicatedと同一のデータレジデンシーのもと、完全に分離された単一テナントのRunnerを利用できます。
  • ジョブレベルのセキュリティ: 「1ジョブにつき1つのRunner」。ホストされるRunnerはすべてのジョブを独立した短命のVM上で実行し、プロセスを完全に保護します。
  • ネットワークセキュリティ: ホストされるRunnerは、AWS PrivateLinkを介して社内のアーティファクトレジストリ、シークレットマネージャー、デプロイ先に安全に接続できます。
  • パフォーマンスと予測可能性を両立するオートスケール: 重要なワークロード向けに、予約済みで予測可能なCI Runner容量を確保。キューの待機時間が改善します。Runnerはチームの急激なCI需要の変動に合わせてスケールします。
  • 高い信頼性: GitLab Dedicated用のホストされるRunnerは、稼働率99.9%のSLAを提供します。高可用性のRunnerアーキテクチャがこれを支え、ワークフローは安定した状態で稼働し続けます。
  • 使用量とコストの可視化: ホストされるRunnerによるGitLabクレジットの消費量は、GitLabクレジットダッシュボードで追跡できます。
  • 従量制の料金体系: ホストされるRunnerがGitLabクレジットから消費できるようになりました。使った分だけのお支払いで済みます。
  • 頼れるサポート体制: GitLabのワールドクラスのサポートチームが、24時間365日インシデントに対応します。

GitLab Dedicatedでホストされるランナーを体験する

GitLab Dedicated用のホストされるRunnerの実際の動作をご覧ください。


GitLab Dedicated用のホストされるRunnerはLinux x86-64およびLinux Arm64アーキテクチャに対応しており、次のマシンサイズからお選びいただけます。

サイズvCPU数メモリストレージタグの例(x86-64)
Small28 GB30 GBlinux-small-amd64(デフォルト)
Medium416 GB50 GBlinux-medium-amd64
Large832 GB100 GBlinux-large-amd64
X-Large1664 GB200 GBlinux-xlarge-amd64
2X-Large32128 GB200 GBlinux-2xlarge-amd64

GitLab Dedicated用のホストされるRunnerを使い始める

GitLab Dedicated用のホストされるRunnerは、GitLab Dedicatedのアドオンとして提供されます。ご利用をご検討の際は、担当のGitLab営業チームまでお問い合わせください。

GitLab Dedicatedがコンプライアンス体制をどのように支えるのか、さらに詳しく知りたい方は、こちらからお気軽にご相談ください。

同じGitLab Dedicatedの境界内で推論まで完結させたい場合は、関連記事「GitLab Dedicated向けAIゲートウェイを提供開始:AI処理を自社テナント内で完結」をご覧ください。

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