更新日:2026年7月17日

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GitLab 19.2リリース

GitLab 19.2でリリースした最新機能を公開します。

本ブログは、GitLab 19.2 release notesの抄訳です。内容に相違がある場合は、原文が優先されます。

お知らせ:リリースノートの掲載先が変わりました
GitLabのリリースノートは、GitLab Docsでの公開が正式な掲載先となりました。最新の情報は下記をご覧ください。
GitLab 19.2

本ブログでもしばらくの間は日本語訳の投稿を続けますが、将来的にはDocsのみでの公開に切り替わる予定です。ぜひDocsの方もチェックしてみてください!

GitLab 19.2 リリースノート

2026年7月16日、GitLab 19.2が以下の機能とともにリリースされました。

今月の注目コントリビューターとして、vivekshukl007さんを表彰できることを嬉しく思います。

VivekさんはEmiratesのシニアデータエンジニアであり、GitLab OrbitへのScala言語サポート追加という影響力の大きいコントリビューションを行いました。この変更により、Scalaのコードベースで作業する開発者向けのコードグラフ機能が改善されます。

主要な機能

GitLab Duo CLIが一般提供(GA)に

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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GitLab Duo CLIにより、GitLab Duo Agent Platformをターミナルから直接利用できるようになりました。

CLIを使用すると、コードベースに関する複雑な質問をしたり、ユーザーに代わって自律的にアクションを実行させたりできます。外部ツールとは異なり、CLIはGitLabのプロジェクト、パイプライン、エージェント設定に関するコンテキストを保持しています。

主な機能は次のとおりです。

  • インタラクティブチャットモードとCI/CD向けのヘッドレスモードの2つのモード
  • GitLab Self-ManagedおよびGitLab Dedicatedにおける管理者によるオン/オフ制御
  • モデルの選択とセッションの共有
  • ツールの承認
  • Model Context Protocol(MCP)接続
  • コンテキストの使用状況やコンテキストの圧縮に関するコマンドを含むスラッシュコマンド
  • スキルおよびAGENTS.mdカスタマイズファイルのサポート

GitLab Duo CLIは、GitLab CLI(glab)経由、またはスタンドアロンツールとしてインストールできます。

GitLab Duoのカスタムフローが一般提供(GA)に

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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カスタムフローは、GitLabプロジェクト全体にわたる複雑な複数ステップのタスクを自動化するために、ユーザーが作成・設定できるAI搭載のワークフローです。カスタムフローを使用すると、チームはワークフローのステップ、コンポーネント、トリガーを定義できるため、GitLabのイベントに応じて、繰り返し発生する開発業務や運用業務を自動的に実行できます。GitLabのUI上では、フローはGitLab CI/CD内で直接実行されるため、チームはGitLabから離れることなく一般的なタスクを自動化できます。

主な機能は次のとおりです。

  • チーム固有の自動化を実現する、YAMLで定義された再利用可能なワークフロー
  • 複雑な複数ステップのタスクに対応するマルチエージェントオーケストレーション
  • 機微なステップでの承認やフィードバックのために、ユーザーが定義できるヒューマンインザループ(HITL)チェックポイント
  • メンション、担当者への割り当て、パイプラインイベント、マージリクエストのライフサイクルイベントを含む、GitLabネイティブのトリガー
  • プロジェクトまたはAIカタログからのフローの作成・管理
  • 公開・非公開の可視性制御
  • サービスアカウントと複合アイデンティティを使用した安全な実行
  • 実行前に設定の問題を検出するYAML検証

スケジュールパイプライン実行ポリシーがGAに

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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スケジュールパイプライン実行ポリシーが一般提供(GA)になりました。セキュリティポリシープロジェクトでスケジュールを一度定義すれば、対象範囲内のすべてのプロジェクトに、各プロジェクトの.gitlab-ci.ymlを編集することなく適用できます。要件が変わった場合も、複数のCI/CD設定ファイルにまたがる変更を調整する代わりに、ポリシーを1か所で更新するだけで済みます。

スケジュールされたポリシーを使用すると、コミットの有無にかかわらず、コンプライアンススクリプト、セキュリティスキャン、その他のカスタムCI/CDジョブを日次・週次・月次のペースで実行できます。これは、新たに発見された脆弱性を検出するための依存関係スキャンの実行など、コードの変更が定期的に発生しないリポジトリで役立ちます。各ポリシーは個別のパイプラインとして実行され、タイムゾーンのサポート、時間枠の分散、ブランチのターゲティングに対応しています。

Agentic Chatから基本フローを開始可能に

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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これまでのバージョンのGitLabでは、基本フローは特定のUI操作、メンション、割り当てからのみ開始できました。現在は、GitLabのUI上でAgentic Chatとの会話の一部として、これらのフローを開始できるようになりました。

リクエストが特定のワークフローに合致する場合、Agentic Chatは以下のいずれかのフローに引き継ぎます。

チャット上で引き継ぎを承認すると、その後は会話または AI > セッションから進捗を確認できます。

依存関係スキャンの自動修復(ベータ版)

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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GitLab 19.2で、依存関係スキャンの自動修復がベータ版として導入されました。この機能により、依存関係スキャンのワークフローに自動化された脆弱性の修復が直接組み込まれ、以下の2つの機能が提供されます。

  • 自動的な依存関係バージョンの引き上げ(GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicatedで利用可能)
  • Agentic Breaking Change Resolution(GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicatedで利用可能。GitLab クレジットを消費)

自動的な依存関係バージョンの引き上げは、脆弱性のある依存関係を安全なバージョンに更新するためのマージリクエストを自動的に作成します。有効化すると、GitLabはプロジェクト内の脆弱な依存関係を監視し、手動での操作なしに修復用のマージリクエストを作成します。デフォルトでは、パッチバージョンとマイナーバージョンの更新が対象となります。

Agentic Breaking Change Resolutionは、この修復フローを拡張し、より複雑な更新にも対応します。依存関係のバージョンを引き上げるマージリクエストのパイプラインが破壊的変更によって失敗した場合、GitLab Duoがパイプラインのエラー、依存関係の変更履歴(changelog)、そのコード内での依存関係の使用状況を分析します。

GitLab Duoは同じマージリクエストに修正をコミットし、パイプラインが成功するまで再実行を繰り返します。Agentic Breaking Change Resolutionを有効にすると、バージョンの引き上げ対象にメジャーバージョンも含まれるようになります。

この2つの機能が組み合わさることで、完全な修復のループが形成されます。GitLabがマージリクエストを作成し、更新が複雑な場合はGitLab Duoがそれを解決します。

セットアップ手順については、依存関係スキャンの自動修復を参照してください。

ベータ版に関するフィードバックはベータフィードバックイシューで共有してください。

デフォルト以外のブランチの追跡(ベータ版)

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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デフォルトブランチ以外のブランチでも脆弱性を追跡できるようになりました。最良の結果を得るには、特定の環境用ブランチ(project-qaproject-prodなど)やデプロイメントプラットフォーム用ブランチ(project-iOSproject-androidなど)といった、少数の長期運用されるリリースブランチを対象にすることをお勧めします。

このベータ版には、以下の機能が含まれます。

  • セキュリティ設定ページで、名前空間内のプロジェクト数の最大2倍まで追跡対象ブランチを追加可能
  • 脆弱性レポートでブランチによるフィルタリングが可能
  • プロジェクトレベルのセキュリティダッシュボードでブランチによるフィルタリングが可能
  • これまで対象外だったCVEを含む、追跡対象ブランチ上のすべての脆弱性タイプの追跡
  • ブランチがデフォルトブランチにマージされる際の脆弱性ステータスメタデータの一貫性の維持
  • 追跡対象ブランチにおける脆弱性ステータスの更新

サブグループ単位でのGitLab Duoの選択的な利用制御

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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GitLab Dedicatedインスタンスの管理者は、特定のサブグループに対してGitLab DuoおよびGitLab Duo Agent Platformを利用不可にしつつ、他のサブグループでは引き続き有効化を選択できるようにすることができます。

これまでは、インスタンス全体でGitLab DuoおよびAgent Platformを無効化するか、すべてのユーザーが利用できる状態にするかのいずれかしか選択できませんでした。

現在は、デフォルトで拒否し、サブグループ単位で許可リストを設定する方式を適用できます。特定のサブグループを 常にオフ(ロック) としてマークすると、その配下のグループやプロジェクトはGitLab DuoおよびAgent Platformを有効化できなくなります。一方、他のサブグループについては、オーナーロールを持つユーザーの判断に委ねることができます。このロックの適用・解除は管理者のみが行うことができ、影響を受けるオーナーには、親グループによってGitLab Duoがロックされている旨が明確に表示されます。

この機能は、厳格なデータ分類要件を満たす必要があるコンプライアンスチームやプラットフォームガバナンスチームに役立ちます。

AI監査イベントレポート(ベータ版)

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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AI監査イベントレポートがベータ版として利用可能になり、セキュリティ・コンプライアンスチームは、GitLab Duoエージェントの活動に関する統合されたダウンロード可能な記録を得られるようになりました。

これまで、エージェントの活動はパイプラインジョブやイベント履歴に分散して記録されていたため、以下の目的でセッションを再構築することが困難でした。

  • インシデント調査
  • コンプライアンスレビュー
  • AIガバナンスレポート

現在は、各エージェントセッションから、以下を記録した包括的な監査アーティファクトが生成されます。

  • 入力
  • モデルおよび設定のコンテキスト
  • 時系列のイベントタイムライン
  • 出力

ガバナンスページから、エージェントおよびセッションの詳細でフィルタリングしてAI監査イベントを閲覧し、個々のイベントを掘り下げ、元となるセッションアーティファクトをダウンロードできます。

セキュリティレビューフロー(ベータ版)

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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セキュリティレビューフローは、マージリクエスト内でビジネスロジックの脆弱性を直接検出します。既知のパターンをスキャンする静的解析ツールとは異なり、セキュリティレビューフローはコードの意図を推論し、パターンベースのスキャナーでは見逃されがちな認可バイパス、データ漏えい、ロジックエラーを特定します。

レビューを依頼するには、マージリクエストのレビュアーとしてDuo Security Reviewのサービスアカウントを割り当てます。このフローは差分を分析し、脆弱性が発生している正確な行に、スレッド形式のコメントとして検出結果を投稿します。各コメントには、Common Weakness Enumeration(CWE)分類、重大度評価が含まれ、可能な場合はマージリクエストから離れることなく適用できるインラインの修正案も提示されます。

各レビューは、マージリクエストの差分の複雑さに応じてGitLabクレジットを消費します。

Agent Platformの中核機能

AIカタログアイテムの一括有効化

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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AIカタログで公開のカスタムエージェント・外部エージェントおよび公開のカスタムフローを有効化する際、これまでのように1つずつプロジェクトを選択するのではなく、1回の操作で最大100件のプロジェクトを選択できるようになりました。

フローでのIDトークンの設定

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

長期間有効な認証情報を保存することなく、サードパーティのOpenID Connect(OIDC)サービスと認証を行うためにIDトークンを使用できます。たとえば、バイナリやコミットのキーレス署名や、シークレットマネージャーからのシークレットの取得にIDトークンを使用できます。

この機能を使用するには、エージェント設定にid_tokensキーワードを追加し、GitLab Duo Agent Platformが発行するトークンを信頼するようにサービス側を設定します。

カスタムエージェントの検証

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

これまでは、実行時に失敗するプロンプトを持つカスタムエージェントをAIカタログに保存できてしまう場合がありました。たとえば、セキュリティルールに抵触するプロンプトの場合、使用時にエージェントが何も実行せずに失敗することがありました。

現在は、カスタムエージェントを作成または更新する際に、GitLabがプロンプト設定を検証し、エージェントを保存する前にエラーがあればそれを通知します。

マージ前の自動リベース

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

これまでのバージョンのGitLabでは、プロジェクトがセミリニアまたは早送りマージ方式を使用している場合、ソースブランチがターゲットブランチより遅れていると、追加の手順を実行する必要がありました。マージするには、まずリベースを選択して完了を待ち、その後マージリクエストに戻ってマージを選択する必要がありました。この2段階の手順は、マージのたびに手間を生じさせていました。

現在は、プロジェクトのマージリクエスト設定でマージ前の自動リベースを有効にするを選択できるようになりました。この設定を有効にすると、マージ時にGitLabがソースブランチをターゲットブランチにリベースし、1回の操作でマージできます。個々のコミットのGPG署名を維持することが重要な場合は、この設定を無効のままにしておくことができます。

GitLab Duo Enterpriseシートに対するコードレビューフロー

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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これまでのバージョンのGitLabでは、GitLab Duo Enterpriseシートを持つユーザーがGitLab Duoにコードレビューを依頼すると、グループでコードレビューフローが有効になっている場合でも、GitLab Duo Code Reviewがレビューを実行していました。すべてのユーザーに対してエージェント型のフローを有効にする方法はありませんでした。

現在は、トップレベルグループのオーナーがこのデフォルト動作を変更し、ユーザーのシート種別に関わらず、すべてのコードレビューでコードレビューフローを使用するように設定できます。すべてのレビューはGitLabクレジットを消費します。

この変更により、GitLab Duo Enterpriseシートを持つユーザーも、他のユーザーと同様に、リポジトリ全体を考慮したコンテキスト認識、複数ステップの推論、レビューセッションを利用できるようになります。

自動コードレビューからのマージリクエストの除外(ベータ版)

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

これまでのバージョンのGitLabでは、プロジェクトまたはグループで自動レビューが有効になっている場合、GitLab Duoは対象となるすべてのマージリクエストをレビューしていました。これには、チームが実際にフィードバックを求めていた変更だけでなく、bot作成の依存関係更新、フィーチャーブランチ、実験的な作業も含まれていました。

現在は、除外ルールを使用して特定のマージリクエストを自動レビューから除外できるようになりました。プロジェクトまたはグループ単位で.gitlab/duo/mr-review-automated-rules.yamlファイルを定義し、作成者、ソースブランチ、ターゲットブランチに基づく除外ルールを設定します。ルールはdependabot/**-botのようなグロブパターンに対応しています。

除外されたマージリクエストについても、引き続き手動でレビューを依頼できます。

この機能はベータ版であり、デフォルトで有効になっているduo_code_review_automated_rules機能フラグの背後に置かれています。

インスタンスレベルのカスタムレビュー指示

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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これまでのバージョンのGitLabでは、GitLab Duoのカスタムレビュー指示はプロジェクトレベルまたはグループレベルでのみ定義できました。セキュリティルールや社内のコーディング標準など、インスタンス全体で一貫したレビューガイダンスを求める管理者は、同じ指示をすべてのプロジェクトに複製する必要がありました。

現在は、インスタンス全体に対してカスタムレビュー指示を設定できるようになりました。

管理者は、テンプレートとして使用するプロジェクトをインスタンス内から選択します。GitLab Duoがコードレビューを実行する際、インスタンスレベルの.gitlab/duo/mr-review-instructions.yamlファイルの指示を、グループレベルおよびプロジェクトレベルの指示と組み合わせて使用します。これにより、組織はインスタンス全体のレビュー標準に関する単一の情報源を持つことができます。

コードレビューフローとGitLab Duo Code Reviewの両方が、インスタンスレベルのカスタム指示に対応しています。

GitLab Duoによるレビューディスカッションの解決(ベータ版)

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

これまでのバージョンのGitLabでは、コードレビューのコメントを解決するには、エディタに切り替えて修正を実装し、変更をコミット・プッシュしてから、手動でスレッドをクローズする必要がありました。未解決のディスカッションごとにこのサイクルを繰り返す必要があり、忙しいレビューではコンテキストスイッチのオーバーヘッドが積み重なっていました。

現在は、任意のレビューディスカッションでGitLab Duoで解決を選択できるようになりました。GitLab Duoはレビューコメントとその周辺のコードを読み取り、レビュアーが説明した変更を実装してブランチにコミットします。その後、GitLab Duoは変更内容とその理由の簡単な要約をディスカッションに返信し、スレッドを解決します。変更内容を確認し、修正がコメントの内容に正しく対応していない場合はスレッドを再度開くことができます。

GitLab Duo Agent Platform Self-Hostedの利用課金チェック

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated for Government
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オンラインライセンスでセルフホストモデルを使用しているGitLab Self-Managedのお客様向けに、GitLab Duo Healthが、GitLabインスタンスが以下のエンドポイントに到達できるかどうかを確認するようになりました。

  • カスタマーポータル
  • AIゲートウェイ
  • Duoワークフローサービス

これらのエンドポイントへの接続は、利用課金のために必要です。

これまでは、これらのコンポーネントのいずれかがファイアウォールでブロックされていても、ユーザーが機能を使用できなくなるまで管理者にはその兆候がわかりませんでした。現在は、管理者はこの新しい検証チェックを使用して、ユーザーへの影響が発生する前に、問題を診断しファイアウォールの許可リストを見直すことができます。

統合DevOpsとSecurity

CI/CDパイプライン修正フローによるターゲットを絞った修正の提案

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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GitLab DuoのCI/CDパイプライン修正フローに、次の2つの主要な改善が加わりました。

  • 該当するファイルがすでにマージリクエストの差分に含まれている場合、そのマージリクエスト上で直接コードの提案として修正案が表示されます。
  • このフローは、対応する前にパイプラインの失敗を分類するため、より的確な診断が得られます。

このフローは、パイプライン階層全体にわたる子パイプラインの失敗も分析し、AGENTS.mdファイルを使用してプロジェクトごとの動作をカスタマイズできるほか、マージリクエストのコメントを整理された状態に保つため、デフォルトでAIの推論過程を折りたたんで表示します。

フィードバックはフィードバックイシューで共有してください。

ビルトインのプロジェクトテンプレートの無効化

プラン: Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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組織がカスタムプロジェクトテンプレートを利用している場合、ビルトインのベンダーテンプレートはテンプレート選択時のノイズとなったり、場合によってはサーバーサイドフックやその他のリポジトリ制御を迂回してしまったりすることがあります。

管理者は、Adminエリアからビルトインのプロジェクトテンプレートをグローバルに無効化したり、サブグループに対してグループレベルで無効化したりできるようになりました。この設定は自動的に継承されるため、グループごとに個別に設定する必要はありません。管理者は設定値を強制適用し、グループやサブグループがそれを上書きできないようにすることもできます。インスタンスレベル・グループレベルの設定はいずれもREST APIおよびGraphQL APIから管理できます。GitLab.comでは、グループレベルの設定のみが利用可能です。

詳細権限PATが一般提供に

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提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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詳細権限パーソナルアクセストークン(PAT)が一般提供(GA)になりました。所属するすべてのプロジェクト・グループへのアクセスを許可する従来のPATとは異なり、詳細権限PATを使用すると、各トークンを特定のリソースとアクションに限定できます。これにより、自動化や連携に対して最小権限の原則を適用しやすくなり、トークンが漏えい・侵害された場合の潜在的な影響を抑えられます。

設定を容易にするため、トークン作成時にDuoで権限を追加機能を使用して適切な権限を選択できます。既存の従来型PATは、これまでどおり引き続き動作します。新規トークンについては、各トークンが必要なリソースとアクションのみにスコープされるよう、GitLabはきめ細かいPATの利用を推奨しています。

GA版のリリースにより、きめ細かいPATはREST APIのすべてのエンドポイントを完全にカバーし、よく使用されるGraphQLの型とミューテーションについてもカバーするようになりました。

個人スニペットにおけるGitLab Flavored Markdown参照

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提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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個人スニペットで、以下の2つの方法でGitLab Flavored Markdown(GFM)参照を使用できるようになりました。

  • GitLabは、プロジェクトスニペットやGitLabの他の領域と同様に、個人スニペットの説明やコメント内のGFM参照を処理します。
  • プロジェクトスニペットですでに使用されている$<id>構文を使って、コメントやIssue・マージリクエストの説明など、GFMがサポートされている任意の場所から個人スニペットを参照できます。

スニペットIDは個人スニペットとプロジェクトスニペットを通じて一意であるため、各IDは1つのスニペットにのみ解決されます。

GitLab Achievementsでコントリビューターを表彰

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated
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これまでGitLabには、チームメンバー、顧客、コントリビューターの功績を正式に表彰する組み込みの仕組みがありませんでした。そのため、努力が評価されないまま見過ごされることが多く、コミュニティにはプロジェクトの成功に貢献した人々を称える一貫した方法がありませんでした。

現在は、グループレベルでカスタムのAchievement(アチーブメント、実績)を作成し、コントリビューションに対してユーザーに授与できるようになりました。各アチーブメントには、名前、説明、アバターが含まれます。授与されたユーザーは、自分のプロフィールに表示するアチーブメントを選択できます。アチーブメントにより、メンテナーは参加を評価し、より強固でモチベーションの高いコミュニティを築くための、目に見える手段を得られます。

この機能へのコントリビュートについて、Niklas van Schrickさんに感謝します。

セキュリティマネージャーによるエージェント型フローの設定が可能に

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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セキュリティマネージャーロールを持つユーザーは、プロジェクトに対してSAST VR、SAST FP、Secrets FP、脆弱性スキャンVRを設定できるようになりました。

脆弱性レポートのエクスポート時にフィルターが正しく適用されるように

プラン: Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
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フィルターを適用した状態で脆弱性レポートをエクスポートすると、エクスポートされたCSVファイルにはフィルター適用後のデータのみが含まれるようになりました。

GitLab Runner 19.2

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

GitLab Runner 19.2もあわせてリリースされました。GitLab Runnerは、CI/CDジョブを実行し、その結果をGitLabインスタンスに送り返す、高いスケーラビリティを備えたビルドエージェントです。GitLab Runnerは、オープンソースの継続的インテグレーションサービスであるGitLab CI/CDと連携して動作します。

新機能

バグ修正

すべての変更点はGitLab Runner CHANGELOGに記載されています。

スケールとデプロイ

GitLab Duoがマージリクエストのレビューを読み取り、返信

プラン: Free、Premium、Ultimate
提供形態: GitLab.com、GitLab Self-Managed、GitLab Dedicated、GitLab Dedicated for Government
リンク: ドキュメント · 関連イシュー

GitLab DuoおよびMCPベースのエージェントを使用して、マージリクエストのレビューに関する会話を読み取れるようになりました。これにより、AIアシスタントはレビュアーからのフィードバック、未解決のスレッド、ディスカッションの履歴を含む完全なコンテキストを把握できます。

ワークフローを離れることなく、エージェントにレビューコメントの要約、フィードバックへの返信案の作成、マージリクエストのディスカッションへの直接の返信投稿を依頼できます。


インストール

新規にGitLabをセットアップする場合は、GitLabダウンロードページをご覧ください。

アップデート

アップデートページをご確認ください。

ご不明な点がある場合

ご質問やご意見をお聞かせください。本リリースについてご不明な点がある場合は、GitLabフォーラムにアクセスして質問を投稿してください。

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過去の日本語リリース情報

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